かけはし糖尿病・甲状腺クリニック

施設基準、加算等に係る掲示
clinic written notice

施設基準、加算等に係る掲示 clinic written notice

生活習慣病管理料Ⅱについて

生活習慣病対策の一環として令和6年度の診療報酬改定が行われ、「糖尿病」「高血圧」「脂質異常症」を主病で通院中の患者さんには、今までは「特定疾患療養管理料」を算定してきましたが、令和6年6月1日より「生活習慣病管理料Ⅱ」へ移行することとなりました。

生活習慣病管理料Ⅱでは、病状に応じた療養計画書を作成しそれに基づき、より専門的・総合的な治療管理を行うように求められています。

この療養計画書について説明・同意を頂く必要があり、初回のみご署名をいただく必要がありますのでよろしくお願いいたします。そのため、診察にお時間がかかる場合も想定されますのであらかじめご了承ください

【対象となる方】 糖尿病・高血圧・脂質異常症を主病とする方
*糖尿病・高血圧・脂質異常症があっても甲状腺など他の病気を併発されている方は対象にならない場合があります。
*インスリンやGLP1などの自己注射を行っている方は対象になりません。

【窓口負担について】
特定疾患管理料を算定した場合と比較して、3割負担で50〜150円程度の変更があります。
個人差がありますので不明な場合はお尋ねください。

「個別の診療報酬の算定項目の分かる明細書」の発行について

当院では、医療の透明化や患者への情報提供を積極的に推進していく観点から、領収証の発行の際に個別の診療報酬の算定項目の分かる明細書を無料で発行しております。

また、公費負担医療の受給者で医療費の自己負担のない方についても、明細書を無料で発行しております。

なお、明細書には、使用した薬剤の名称や行われた検査の名称が記載されるものですので、その点、御理解いただき、ご家族の方が代理で会計を行う場合のその代理の方への発行も含めて、明細書の発行を希望されない方は、会計窓口にてその旨お申し出下さい。

一般名処方加算について

現在、一部の医薬品の供給が不安定な状況が続いています。そのため、当院ではジェネリック医薬品(後発医薬品)の使用促進を図るとともに、医薬品の安定供給に向けた取り組みなどを実施しています。

当院では、後発医薬品のある医薬品について、特定の商品名ではなく、医薬品の有効成分をもとにした「一般名処方」を行う場合があります。「一般名処方」により医薬品の供給不足が生じた場合であっても必要な医薬品が提供しやすくなります(※)。

一般名での処方について、ご不明な点などがありましたらご相談ください。

※「一般名処方」とは、お薬の有効成分をそのままお薬名として処方することです。これにより、供給が不安定な医薬品であっても、有効成分が同じである複数の医薬品から選択することができ、患者様に必要な医薬品を提供しやすくなります。

医療情報取得加算について

当院は、マイナ保険証の利用や問診票等を通じて患者の診療情報を取得・活用することにより、質の高い医療の提供に努めている医療機関(医療情報取得加算の算定医療機関)です

医療DX推進体制整備加算について

当院では以下の通り医療DX推進の体制を整備し活用しております。

  • ・オンライン資格確認等システムにより取得した診療情報等を活用し、診療を実施しております。
  • ・マイナンバーカードの健康保険証利用について利用しやすい環境を整備し、医療DXを通じて質の高い医療を提供できるよう取り組んでおります。
  • ・電子処方箋の発行や電子カルテ情報共有サービスなどの医療DXにかかる取組を実施してまいります(今後導入予定です)。

情報通信機器を用いた診療について

当院はオンライン診療を行っております。(医師が必要と認めた場合のみ)

情報通信機器を用いた診療(オンライン診療)の初診の場合には向精神薬は処方できませんので、何卒ご理解のほどよろしくお願いいたします。

時間外対応加算1について

当院を継続的に受診している患者さまからの電話等による問い合わせに対し、常時対応できる体制を取っております。

症状に応じて専門医療機関へ紹介させていただきます。

時間外対応加算の時間外とありますが、これは時間外のクリニックの体制に関する加算であり、再診料を算定する患者さまが対象となり日中の診療時間中に受診した場合も算定されます。

外来感染対策向上加算について

当院は、院内感染防止対策として、必要に応じて次のような取り組みを行っています。

  • ・感染管理者である院長が中心となり、従業員全員で院内感染対策を推進します。
  • ・院内感染対策の基本的考え方や関連知識の習得を目的に、研修会を年2回実施します。
  • ・感染性の高い疾患(インフルエンザ、新型コロナウイルス感染症など)が疑われる場合は、一般診療の方と分けた診療スペースを確保して対応します。
  • ・抗菌薬については厚生労働省のガイダンスに則り、適正に使用いたします。
  • ・標準的感染予防策を踏まえた院内感染対策マニュアルを作成し、従業員全員がそれに沿って院内感染対策を推進していきます。
  • ・感染対策に関して基幹病院と連携体制を構築し、定期的に必要な情報提供やアドバイスを受け、院内感染対策の向上に努めます。

選定療養の制度を用いたブレ2使用の案内

当院では持続血糖測定システム「フリースタイル リブレ2」を導入しております。

従来はインスリンをしている患者さんのみが保険適応でしたが、インスリンを使用していない患者さんでも「選定療養(保険外併用療養費)」の制度を利用してフリースタイルリブレ2の使用が可能になりました。

費用

リブレ2 リーダー  7700円(税込)

リブレ2 センサー  1枚 6600円(税込)、2枚 13200円(税込)

*携帯で使用される方はリーダーは不要です。

対象となる患者さん

2型糖尿病で、内服薬のみやGLP-1受容体作動薬を使用している方、もしくは治療薬を使用せずに経過観察中の方

リブレ2を使用することで、自分の血糖の動きを把握し血糖コントロールの改善を図ることができるため、血糖値の管理をより効果的に行いたい方には非常に有効です。

ご興味のある方は、医師またはスタッフに気軽にお声がけください。